４月１６日付日経新聞「海外旅行保険、自動延長に」について

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三井住友海上海外旅行保険
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４月１６日付日経新聞「海外旅行保険、自動延長に」について

2020.04.17 海外旅行保険

三井住友海上海外旅行保険「ネットde保険＠とらべる」
取扱代理店ニュータスのサイトをご覧の皆様、当サイトの管理人です。

４月１６日付で日経新聞に「海外旅行保険、自動延長に
帰国後の隔離中も補償　潜伏期間とのズレ課題」という記事が掲載されました。

この記事について三井住友海上火災保険のコメントをご案内いたします。

新型コロナウイルス対応で、海外旅行保険の補償に関する内容となっています。

記事の概要

①新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、損保各社が実施する
　特別措置の一環として、責任期間の自動延長規定の緩和を
　行っており、帰国後にホテルで隔離されている間も補償している。
　無理な日程での帰国を思いとどまらせるとともに帰国後の隔離を促し、
　保険の運用面から感染拡大の防止を後押しする。

②通常の病気の場合、旅行期間終了後７２時間以内の発病が補償対象と
　なるところ、特定の感染症については、旅行期間終了後３０日以内の
　発病が補償対象となるよう緩和されているが、ここには新型コロナ
　ウイルス感染症は含まれず、潜伏期間との関係で、さらに工夫が求められる。

記事に対するコメント

①今般の新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、海外旅行
　保険において保険責任期間の自動延長規定を緩和する特別
　措置を実施している。

②海外旅行保険の疾病補償においては、海外で感染等した疾病が
　帰国後に発病した場合であっても、海外旅行期間中の事故で
　あると捉え、７２時間以内に発症した疾病は補償対象としています。

　また、潜伏期間が長い感染症については、この期間を３０日間に
　延長していますが、
　約款条文は感染症を限定列挙しており新型コロナウイルス感染症は
　含まれていません。

③なお、約款上の規定方法に違いはありますが、いずれも損保各社で
　同様の取扱です。

④新型コロナウイルスの取扱いについては、各種対応を検討しており、
　対応が決定次第、改めてご案内します。

保険会社コメントの要約

　保険会社の特別措置としてロックダウン(都市封鎖)や出国者の
　殺到等により、被保険者が渡航先から容易に出国できない場合、
　責任期間の自動延長を２０２０年３月３１日から、６ヶ月間
　（２０２０年９月３０日）まで行います。

　疾病補償については、旅行からの帰国後７２時間以内に発症した
　疾病は補償されます。
　潜伏期間の長い感染症に対してこの期間（７２時間）を３０日間に
　延長していますが、新型コロナウイルスについてはこの延長に該当しません。

　これらの内容については三井住友海上火災保険の海外旅行保険
　だけでなく、損保各社同様の内容となっています。

この記事に対するＱ＆Ａ

Ｑ１　ロックダウンで旅行先の国から出国できない状態ですが、
　　　海外旅行保険の期間が切れそうです。
　　　補償の延長はどうすればいいですか？

Ａ１　帰国されるまで海外旅行保険の補償期間が自動延長されます。
　　　（６ヶ月間　２０２０年９月３０日まで）

Ｑ２　海外旅行から帰国し、１週間後に新型コロナウイルスに感染しました。
　　　海外旅行保険の疾病補償で対応できますか？

Ａ２　帰国後７２時間を越えているので、補償対象外です。

Ｑ３　帰国後に７２時間を超えて、新型コロナウイルス感染による
　　　疾病補償ができる保険会社はありますか？

Ａ３　４月１７日現在、どこの損害保険会社の海外旅行保険も同じ内容と
　　　なっています。
　　　保険会社も各種対応を検討していますので、新しい対応が決定次第、
　　　改めてご案内いたします。
　　　

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「お知らせ」では、海外旅行保険以外でも、最近のトピックスの
記事を掲載してまいります。

・２０２０年４月１日より、東京都を始め、多くの都市で自転車
　保険の加入が義務付けられました。
　なぜ自転車保険が保険が必要なのか？　どういった補償がされ
　るのか？の解説をします。

・過去の新型コロナウイルスに関するコラムを更新しています。
　世界の都市の感染者数など掲載しています。

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