お知らせ

新型コロナウィルス感染拡大について

2020.04.17 お知らせ

三井住友海上 海外旅行保険「ネットde保険@とらべる」
取扱代理店ニュータスのサイトをご覧の皆様、当サイトの管理人です。

現在中華人民共和国・武漢市で多発している新型コロナウイルス。
現在では、世界中で感染者が報告されています。
日本国内でも5次感染が疑われる感染者も発生し、終息への見通しも立たない状態です。
海外旅行先で、中国人以外からのも感染リスクが増大しています。

このコラムでは、海外旅行を予定されている方に向けて、
新型コロナウイルスに対する情報をお届けしていきます。

このコラムは、新型コロナウイルスの報道に併せて随時、加筆・更新をしていきます。
 

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新型コロナウイルス 最新レポート

三井住友海上火災保険のグループ会社 MS&ADインターリスク総研株式会社より、
新型コロナウイルスの最新レポートが発行されました。
内容は、海外旅行に限ったものではありませんが、WHOのリスク評価や各国の感染者数、
感染経路やリスクのほか、感染の予防・感染者発生時の対応が掲載されています。
また、資料として各国・地域の入国制限措置および行動制限の一覧も掲載されています。

詳しい内容につきましては下記リンクより、PDFデータをご参照ください。
 

新型コロナウイルス(新型肺炎)最新情報①

新型コロナウィルスについての情報

2020年3月11日、WHOのテドロス事務局長が、
「新型コロナウイルスはパンデミックと言える」と発言しました。
12日時点で、感染者数が117,626人となり、
大陸を越えた感染拡大となっています。

過去、2009年の新型インフルエンザでも「パンデミック」となり、
世界中で社会的な混乱を引き起こしました。

今回の新型コロナウイルスは「パンデミック」までフェーズの移行が
されましたが、テドロス事務局長は、感染を封じ込めることは可能だとして、
感染者の発見や隔離、そして治療を進めるように呼びかけました。
 (2020年3月12日加筆)

イタリアでの新型コロナウイルス感染者の数が1万人を越えました。
9日の夜、コンテ首相は10日よりイタリア全土で原則、移動の
自由を制限すると発表しました。
また、セリエAをう含むすべてのスポーツイベントを少なくとも
4月3日まで中止すると発表されました。

日本外務省の海外安全ホームページのイタリアの情報では、
3月9日時点で、ミラノやベネツィアなどの都市がある
幾つかの州がレベル3の渡航中止勧告となっています。
詳しくは、下記ページにてご確認ください。

外務省 海外安全ホームページ イタリア

3月5日、中国、韓国からの入国者に指定場所での2週間の待機を要請しました。
3月9日から適用がされ、両国からの入国制限の強化となります。
入国者には、日本人の帰国者も含まれます。
実施期間は、現時点で3月末までとなっています。

3月4日、新型コロナウイルスの感染の有無を調べるPCR検査が6日から
医療保険適用となることを発表しました。
これにより、保健所にPCR検査をいらいしても受け入れてもらえないという状況の緩和が見込まれます。
 (3月6日加筆)

横浜港で19日午前、大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で隔離されていた乗客のうち、新型コロナウイルス感染が確認されなかった約500人の下船が始まりました。

「ダイヤモンド・プリンセス」では乗客乗員542人が感染しました。
中国大陸の外では最多の集団感染となってしまいました。
(2020年2月19日加筆)

2月5日現在、日本国内でも、新型コロナウイルスの感染者が増えていっています。
中国での感染者の拡大に伴い、WHOが1月30日に緊急事態宣言を発表しました。
それに合わせ、国内でも予定を繰り上げ、2月1日に新型コロナウイルス感染症を指定感染症と定めました。

新型コロナウイルスが指定感染症となることによって、感染者への強制入院などの措置が可能となりました。
また、異例の措置として当面の間、14日以内に湖北省における滞在歴がある外国人、湖北省発行の中国旅券を所持する外国人については、症状の有無にかかわらず、入国を拒否する運用を開始しています。
新型コロナウイルス感染症の「封じ込め」へ、水際対策が行われています。

【ご参考】厚生労働省 新型コロナウィルス感染症について

日本人に対する各国の入国制限

日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国後の行動制限について

現在、日本人(日本からの渡航者を含む)に対する各国の入国制限、入国後の行動制限が行われています。

日本人の入国・入域制限が行われている国・地域
インド・モンゴル・ネパール・キリバス・クック諸島・
サモア・ソロモン諸島・ツバル・バヌアツ・仏領ポリネシア・
マーシャル・ミクロネシア・トリニダード・トバゴ・
キルギス・トルクメニスタン・ジブラルタル・イスラエル・
イラク・クウェート・サウジアラビア・バーレーン 他

入国後に行動制限措置がとられている国・地域
インド ケララ州・タイ・台湾・中国・ネパール・ブータン・
ベトナム・香港・ミャンマー・ラオス・カナダ8州・
カナダ マニトバ州・コロンビア・セントビンセント・
セントルシア・チリ・パナマ・パラグアイ・ベネズエラ・
アゼルバイジャン・カザフスタン・キプロス・クロアチア・
ジョージア・タジキスタン・マルタ・ラトビア・
ロシア サハリン州・オマーン・トルコ・パーレーン・
パレスチナ・ヨルダン・ケニア・チュニジア・ウガンダ・
シエラレオネ・スーダン・ナイジェリア・ベナン・リベリア 他

各国・地域での細かい措置は、下記の外務省のページにて
ご確認ください。(令和2年3月17日現在)

<外務省 海外安全ホームページ>
 

外務省 海外安全ホームページ

世界新型コロナウイルス感染者数

世界の国々(一部抜粋)での新型コロナウイルスの感染者数です。
この数値は、日本経済新聞がWHO、中国国家衛生健康委員会などの発表を基に集計しています。

出典 日本経済新聞 コロナウイルス感染世界マップ
 

4月16日感染情報  
  感染者数 死者数
全世界 2,012,354 131,860
日本 8,100 119
中国 82,341 3,342
韓国 10,591 225
アメリカ 637,359 28,364
イギリス 98,476 12,868
フランス 106,206 1,7167
ドイツ 127,584 3,254
イタリア 165,155 21,645
スペイン 177,633 18,579
スイス 26,336 900
イラン 76,389 4,777
ダイヤモンド・プリンセス号 712 12

日本経済新聞 コロナウイルス感染世界マップ

海外旅行保険と感染症トピック

2月18日の日本経済新聞に「新型肺炎の損害 補償範囲は?」という記事が出ました。

内容は、
①新型肺炎にかかった場合は、海外旅行保険でも他の病気と同様に取り扱われる
②今後の状況により海外旅行保険の引受制限を行う可能性がある
と言うものでした。

三井住友海上海外旅行保険 ネットde保険@とらべるでは、
①について、記事には「(新型肺炎に対しても)保険金が支払われる」とありましたが、疾病保障などで補償対象となっています。
ただし、保険の責任期間終了後72時間以内の発病・治療開始等が支払要件です。
②について、「海外旅行保険について、引受制限を検討している大手損保社がある」とありますが、現時点で三井住友海上火災保険㈱は、海外旅行保険の引受制限を行う予定はありません。

                     (2020年2月21日加筆)

<新型コロナウイルスの号外ニュースレポート>
海外旅行保険「ネットde保険@とらべる」を取り扱う三井住友海上火災保険のグループ会社であるMS&ADインターリスク総研より、2月7日に新型コロナウイルスについての号外ニュースがでました。

新型コロナウイルスへの日本企業の対応

1新型コロナウイルスの概要
・新型コロナウイルスとは
・これまでの推移
・過去の類似例との比較

2企業の対応
・現時点までの日本企業の具体的対応
・感染予防対策の重要性
・今後の日本における感染拡大を視野に入れた企業対応の考え方

3ご参考 中国における対応

本文PDFはこちら

新型コロナウイルスの感染拡大の経緯から、日本企業の対応状況のほか、感染予防対策の重要性についても書かれています。

海外旅行先での感染リスクを軽減させるため、しっかりとした予防対策の知識を持ちましょう。

(2020年2月10日加筆)
 

<ミクロネシアへの日本人の入国制限>

ミクロネシア大統領府が発出した新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言に関して、2月3日より、ミクロネシア政府は日本が感染地域・国であるとして、同宣言にある14日間ルールの適用を開始しました。



日本からミクロネシアに入国するにあたっては、ミクロネシアに入国する前に非感染地域であるグアムやホノルル等で

最低14日間滞在する必要があります。





<ミクロネシアへの海外旅行>

近年、ミクロネシアへの海外旅行も注目が集まっており、、観光会社のツアープランでは4泊5日で経由地のグアムも周遊するというものが人気です。

東京から1日目夜出発し4日目朝帰ってくることができますから、丸々2日と少しの時間で出かけられます。

この新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、海外旅行先の状況により旅程の変更を余儀なくされている方も多いようです。

今後、ミクロネシア以外でも海外旅行先で、入国制限を受けることが懸念されます。



(2020年2月7日加筆)

<クルーズ船ウエステルダム号への入国拒否>
安倍総理は、「新型コロナウイルスの感染症を発症したおそれのある人が確認された」として、香港を出て日本に入港予定のクルーズ船「ウエステルダム号」について、乗船している外国人の入国を拒否すると発表しました。

2月1日に香港を出発したクルーズ船「ウエステルダム」号は、検疫は実施されておらず、「現時点で新型コロナウイルス感染例は確認されていない」としてます。
乗客1,455人、乗員802人のウエステルダム号は14日間の航海で台湾のほか、日本では石垣島、那覇、長崎、福岡に寄港し、最終目的地の横浜に向かう予定でした。

「『ウエステルダム号』に乗船している外国人についても、入国を拒否する措置を追加することとする」(安倍首相)

政府関係者によりますと、船は複数の日本人乗客も含め、いったん香港に戻る見込みです。
また、乗客数十人が発熱など体調不良を訴えていますが、日本人の乗客については今のところ問題はないということです。

クルーズ船ダイヤモンド・プリンセスの船内で、乗客乗員約3,500人を対象とした検疫が行われます。
これは、香港人男性が下船後の香港で新型コロナウイルスに感染したと確認されたことを踏まえた措置でした。

同船での検疫は、横浜港に着岸させずに行われましたが、2月5日、船より10名の搬送要請を受け、その10名の感染と感染者の国籍が報道されました。

クルーズ船ダイヤモンド・プリンセスは、横浜や神戸から国内を周り、韓国や台湾などを経由する10日ほどのクルーズ海外旅行を提供している外航クルーズ客船になります。

新型コロナウイルスとは

これまでヒトへの感染が確認されているコロナウイルスはは6種類でした。
今回のウイルスは、これまで人間の体内では確認されたことのない新型で、コロナウイルス7種類目になる可能性があります。中国当局は、このウイルスが変異する可能性があることを発表しました。変異することによって、感染のたびにウイルスの威力が増すということです。

コロナウイルスは、深刻な呼吸器疾患を引き起こすことがあるSARS(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス)とMERS(中東呼吸器症候群コロナウイルス)以外は、感染しても通常の風邪などの重度でない症状にとどまるということですが、今回感染が広がっている新型コロナウイルスは、遺伝子配列がSARSに似ているということで、その重篤性が懸念され、現在、調査、検討、評価が続けられています。
2002年〜2003年に流行したSARSは、中国で8,098人が感染し、うち774人が死亡しました。今回は、春節の人が移動する季節と重なったことや、ウイルスの潜伏期間が長く、発症しても熱が出ない例もあり、SARS流行の時よりも感染者数が拡がり、10倍になるのではないかと言われています。

感染源について

新型コロナウイルスは、武漢市の海産物市場で買い物をされた方、海産物市場にに勤務されていた方から見つかったということです。

当該市場はすでに閉鎖されていますが、感染源は市場で売られていた生きた野生動物から人に感染した可能性が高いと指摘されています。
ヘビやコブラが感染源であるとする論文が発表されていますが、現時点では感染源の特定されていません。

新型コロナウィルスの最悪のシナリオとは

今回の新型コロナウィルスで最も厄介な点は、症状が軽いため自分が感染していると気づいていない人が多く存在するということです。

新型コロナウィルスの潜伏期間は10日間程度と言われております。

潜伏期間の方、感染していても症状があまり出ていない方が移動をすることで感染が広まるという点に注意しなければなりません。

最悪のシナリオとして想定されるのが、日本国内に「スーパースプレッダー」が現れることです。「スーパースプレッダー」とは1人の感染者がほかの10人以上の人にウィルスを広げる感染源となることを言います。

SARSやMARSの時にも、スーパースプレッダーは確認されております。

今回の新型コロナウィルスについても、「1人の患者から14人の医療従事者に感染した例がある」と報告されております。

日本国内に「スーパースプレッダー」が出現すれば、たくさんの方が感染する可能性がありパンデミック現象が起こる可能性があります。
これは日本国内に限らず、世界中で発生されることが考えられます。

 

予防対策について

基本的に風邪やインフルエンザの予防と同様、手洗いとうがいが基本となります。

<自らがかからない対策>
①手洗い
 ドアノブや電車のつり革など様々なものに触れることにより、自分の手にもウイルスが付着して
 いる可能性がある。外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗う。
②普段の健康管理
 普段から、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めておく。
③適切な湿度を保つ
 空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下する。乾燥しやすい室内では加湿器などを使っ
 て、適切な湿度(50~60%)を保つ。
④人混みや繁華街への外出を控える
 感染が拡大してきたら、人混みや繁華街への外出をなるべく控える。

<他人にうつさない対策>
①咳エチケット
 咳やくしゃみが直接人にかからないようにカバーする。
 ・マスクを着用する
 ・ティッシュなどで鼻と口を覆う
 ・とっさの時は袖や上着の内側でおおう
 ・周囲の人からなるべく離れる
②人混みや繁華街への外出を控える
 熱が下がっても数日間は、ウイルスが体内に残っている可能性があるので、周りの人にうつさ
 ないように、人混みや繁華街への不要不急の外出は控える。

新型コロナウイルス感染症が疑われる方は

中国以外からの海外旅行でも、新型コロナウイルスの感染リスクが高まっています。
空港など多くの人が集まる場所は特に注意が必要です。

厚生労働省のHPでは、新型コロナウイルスに関する帰国者・接触者相談センターへのリンク画面がアップされました。
こちらでは、2月13日時点での各都道府県での相談窓口の連絡先が載っています。
 

新型コロナウイルスに関する帰国者・接触者相談センター

ご注意ください!

中国湖北省全域への渡航は「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き上げ)」となっております。

最新情報は外務省 海外安全ホームページをご参照ください。

外務省 海外安全ホームページ

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しかしながら、現在は世界中の人々が航空機等で行き交う世の中となっております。
中国以外の国においても感染の可能性はあります。
ぜひこの機会に三井住友海上の海外旅行保険 ネットde保険@とらべるへのご加入をぜひお忘れなく。

*海外旅行保険は、以下の場合補償対象となります。
・責任期間中に死亡した場合
・責任期間中に感染し責任期間終了後72時間以内に発病し治療を開始、責任期間が終了したその
   日を含めて30日以内に死亡した場合
・責任期間中に感染し責任期間終了後72時間以内に発病し治療開始した場合

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